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冠嶽と徐福
鹿児島県いちき串木野市の冠嶽山(かんむりだけ)
薩南屈指の霊峰「冠嶽(かんむりだけ)」は、遥か中国へと続く東シナ海に面した町、鹿児島県いちき串木野市に聳える連山の総称です。
この内、特に秀逸な三山を東嶽、中嶽、西嶽といい、冠嶽三山として昔より人々の崇敬を集めて来ました。
三山の内もっとも高い西嶽の標高は五一六メートル、連なる山々を従えて堂々と方形の山頂を天に聳え立たせています。
四角い巨岩を頂く西嶽の姿を以て、人々はこの山を冠嶽と呼ぶようになりました。
また一説には今から二二〇〇年もの昔、秦の始皇帝の命を受け不老不死の妙薬を求め蓬莱を目指した徐福がその冠をこの山に留めたところから『冠嶽』の名を得たともいわれています。
阿弥陀堂から望む夕陽
山頂から望む東シナ海
山頂から望む桜島
材木岳から望む経塚山
材木岳から望む仙人岩
花川
花川公園
修行大師像から望む大平山
徐福伝説
今から二千二百余年の昔、秦の始皇帝の命により不老不死の仙薬を求めて蓬莱を目指した徐福以下三千余の勇士は、東支那海を横断し、遂に我が国に到達しました。
徐福は当山にその冠をとどめ帰国を断念したが故に、冠嶽山の名を得たと云う。
稲作や五穀を将来したといわれる徐福は、我国黎明期の大恩の人である。
徐福花冠祭〜鎭國寺の年中行事
日本一の徐福像(展望公園)
毎年四月第二日曜日に催される徐福花冠祭